みなさん、こんにちは!
今回は、早くも夏期講習の講座のお知らせです。
すでにパンフレットをもらった人もいるかもしれませんね。
今週あたりから配布されると思います。
いろいろな講座があり、いろいろな先生方がご担当されます。
いずれの先生も聞きどころ満載なとっておきの授業をしてくださると思いますのでお楽しみに。
で、ここでは僕が担当になる講座を中心に紹介していきますね。
長いんですが、よく読んで講座選択の参考にしてください。

重心系(ほぼ全校舎)
これを読んでくれている受験生の皆さん、これは全員なんとかして受けてください。きちんと習得してもらえれば、受講前と後でまるで違った戦闘力になります!この講座は重心座標系のオイシイところをうまく使った一撃必殺の解法を習得しようという講座です。はじめはごく簡単なところから入りますが、最終的に扱う問題は京大や東大の問題を含む難関校の入試問題です。
「物理が苦手だけれど、大丈夫でしょうか?」「物理はともかく重心座標系が苦手だけれど大丈夫でしょうか?」という相談をよく受けます。結論から言うと大丈夫です。なぜなら、簡単な部分から丁寧に解説して組み上げていくからです。また、逆に、「簡単なことはいいからガツンと難しい問題への対応を期待しているんですがやってくれますか?」という相談も、まれにですが受けます。もちろん、そのための講座なのでかなり刺激的な問題もやります。
では、なぜレベルや難易度にあまり関係がないのかというと、一般的な講座とはかなり違ったスタイルの解説をするからです。問題を考えながらその考えを話してみると、そのしゃべっているストーリーそのままに式が組みあがっていくという状態にしていきます。それを実現するための話し方(フレーズの組み方)などのレクチャーをしていきます。もちろん、ある程度の基礎は必要ですが、日常の学習がそれなりに出来ていたら、ほぼ心配ないと思ってください。そして、物理が得意な人も、まるで違った切り口で行きますので、なかなか新鮮に感じてもらえると思います。勉強はコツコツやってじわじわと成績が伸びるものであって、受講したからといってその日からあからさまな変化がある講座というのはあまりないものですが、レクチャー通りに使ってもらえれば、その日からあからさまで圧倒的なスピードと得点力が発揮できますよ〜。
実際に例年、物理は苦手だけれど講座の通りにやったら一撃必殺が可能になったという人も沢山いますし、もともとかなり出来る人でも一般的な解法では到底実現できないスピードと精度をGetできて得点力がかなりUPしたという人が多いです。もちろん、ただ受けただけではだめで、その後の練習による定着は必要ですが、きっとみんなにとってBig Power ! になると思いますので、是非受けておいてください!なお、今年のテキストは去年のテキストと問題は違いますので、去年も受けた人も是非受けてみてください。あと、要望が多かった復習問題を収録する予定です。
今年も沢山開講させてもらっていますが、例年この講座はほとんどが締め切りかそれにかなり近い状況になります。なので、最初にきっちり予約しておいてくださいね。

物理総合HG(京都校)
毎年、前年の入試問題の中から中〜高難易度の問題を研究しようというコンセプトの講座です。演習もついていて、全体的に上位者向けです。物理がそれなりに得意で、少し骨のある問題に挑みたい、そして、そういう問題はどういうアプローチをすればよいのか知りたいという人向けです。
難しい問題は難しく解説するのは簡単です。僕の担当での物理総合HGを選んで受けてくれる人は、きっとそういうのではなく、「難問をいかに簡単に解きほぐすか?」を期待してくれていると思うので、僕もそれを特に大切にして解説します。もちろん、中に含まれる高度なポイントはきちんとお話します。

電磁気特講HG(神戸、京都南、大阪南)
これ、お勧めです。静電気、コンデンサー、直流回路あたりのハイレベル問題を扱います。そして、電磁誘導の標準程度までの問題も後半で扱います。前期で扱った分野についてはハイレベルな問題での実力UPを狙います。そして、後期に学習する電磁誘導分野について、基礎的なことを中心にしっかり予習して後期に良いスタートをきろう!そんな感じです。
今年は、通常授業の担当がPart1なので電磁気が担当ではないのですが、通常授業で伝えられない分、この講座で全力でいろいろ言います!とくにコンデンサーを含む回路については百発百中の鉄壁の解法もあるので、なんとか講座の中できっちりお話したいと思っています。お楽しみに!

波動特講(神戸校)
波動分野の標準問題を中心に、波の式なども含めて様々な問題を扱います。問題の解説や基礎チェックはもちろんですが、この講座では沢山の実験を取り入れてみようと思っています。実際に目で見たり、耳で聞いてみたいり、肌で触れてみたりしてこそわかる部分も多いので、単なる紙上の勉強にとどまらず、受講生が直感的にとらえられるという面も重視しています。
波動の式やグラフの扱い、図や用語が何を意味しているのか、なかなかつかめない人が多いと思いますが、そんなもんは全部解消してしまおう!どんとこいですよ!難易度的な心配をしている人もいるかもしれませんが、そのあたりも、基本、どんとこいです!全くやったことがない人は「夏からの波動」をとってください。でも、「一度は習ったことがあるけど、つかみきれなくて苦手」という程度ならほとんど問題ないと思います。講座が終わるころには好きな分野になっているようにしたいね。
この講座、個人的にも正直かなり楽しいのですが神戸校での1回しか設置がありません。神戸というと大阪や京都からだと遠いように思えますが、大阪から25分、京都から55分くらいなので、「波動をしもっちに習ってみたい!」って人は神戸に集合だ!僕の担当に関しては1回しかないので締め切ったらそこまでなんですが、受講する〜!って人はごっつ楽しみにしといてください。

物理頻出問題(神戸校、京都校)
前期頑張ったけど、イマイチつかみきれなかったところがあったという人、もう一度、起死回生のチャンスです。前期に学習した範囲のなかでも頻出な問題を、標準(中級)の問題を中心に、基礎から丁寧に講義します。
また、前期の範囲はそれなりに理解できているけれど、受けたい大学が難問は出さない大学なので、標準問題までに特化して完璧にしたいという人にも向いています。単に補習的な講座ではなく、得点力をより強固に安定させるための研究もしていきます。

高2スーパー物理
講座名の通り、高2生上位向けの講座です。な〜かなか刺激的な講座なので高2のみんな、おたのしみに!来年、本格的な受験年になるまえの準備がしっかりできていると、ほんとに凄くオイシイです。
******** ここからは非担当な講座の紹介 *********
力学特講
前期で学習した範囲のなかでも力学に特化した特集講座です。標準問題を中心に基礎をしっかり固め、入試でもっとも重要とされるテーマを徹底的に学習します。
夏からの電気
あ〜!パニック!電気無理ィィィ!!!っていう人は必ず取ってください。コンデンサーやそれを含む回路は入試でも頻出です。電気嫌いは夏で卒業です。
夏からの波動
あ〜!パニック!波動無理ィィィ!!!っていう人は必ず取ってください。また、高3生で、夏までに波動を習っていないという状況が考えられる人も取りましょう!
京大物理
京大を受けることが確定的な人はこれです!なにしろ、京大の対策だけをやりますので何より適しています。
東大物理
おなじく、東大を受けることが確定している人はこれです!やはり、東大の対策だけに特化されていますので、最適です。
******** オススメ組み合わせ *********
☆Sテキストが予習の段階でスイスイ出来る。
ほぼ間違いなく東大か京大を受ける人だと思うので、「東大物理」か「京大物理」がよいでしょう。それと「重心系」かな。
☆Sテキストは予習では無理だが復習段階ではだいたいOK。Hテキストは余裕!
「重心系」に加え、「電磁気特講HG」または、「物理総合研究HG」がよいでしょう。両方受けてくれてももちろんいいのですが、他教科との兼ね合いですね。電気の分野を強化し、後期に習う磁気の分野もじゅうぶんな予習が出来ている状態にしたいという人は「電磁気特講HG」です。一方、前期でやった範囲に関して、上位の入試問題にチャレンジして実戦での得点力UPを狙いたいという人は「物理総合研究HG」がよいでしょう。
☆Sテキストが消化不良ぎみ。Hテキストは予習では無理だが復習ではだいたいOK
「力学特講」「波動特講」「電磁気特講HG」「物理頻出問題」を組み合わせてください。また、「重心系」は、このレベルであれば安心して受けてもらって大丈夫だと思います。是非受講してパワーUPにつなげてください。組み合わせは、たとえば次のような感じです。
○力学からヤバい→「力学特講」「波動特講」「電磁気特講HG」
○電気がヤバい→「電磁気特講HG」「物理頻出問題」
○波動がヤバい→「波動特講」「物理頻出問題」
「夏からの波動」「夏からの電気」もありますが、Sテキストが配当されているクラスの人が狙っている大学を想定すると、最低でも特講くらいのレベルはキープしてもらう必要があります。また、Hテキストの人も、復習でだいたいOKということは、難問でなければ対応できる力がつきつつあるということですから、さらに上を目指して頑張ってみると良い結果につながるでしょう。
☆Hテキストが消化不良
ちょっと厳しい状況に立たされつつありますね。しかし、まだなんとか起死回生のチャンスはあると思いますのでガッツを見せてください。「力学特講」「夏からの波動」「夏からの電気」「物理頻出問題」の組み合わせで考えてください。「重心系」は力学の範囲がそこそこ出来ていれば大丈夫です。もし力学もかなり厳しいという状況であれば、「力学特講」などの後の期間のものを取ってもらうと良いと思います。
○時間がゆるすなら→「力学特講」「夏からの波動」「夏からの電気」
○電気がヤバい→「夏からの電気」「物理頻出問題」
○波動がヤバい→「夏からの波動」「物理頻出問題」
○どうしても時間がない→「物理頻出問題」
高3スーパー生へ
鼻血が出そうになろうが、猛烈に耳毛が生えそうになろうが、可能な限り「電磁気特講HG」を受けるべし!7/15からの京都校の講座は学校があるだろうから難しいかもしれないが、7/20からの神戸校の夜の講座か、7/25からの京都南校の朝の講座なら参加できるのではないかな?不能ならば僕の担当以外でとってもかまいませんが、後期で学習する電磁誘導に非常によいつなぎになると思うので、お勧めなのです。あと、「重心系」はどこかで必ずなんとかして受講しておいてください。
高3ハイレベル物理生へ
担当の神戸の高3生に関してですが、まず前期の間、力学に関してテキストの復習と問題集の練習を重ねてください。そうすると「重心系」は非常に効果的に受けられます。そのうえで、「波動特講」と「電磁気特講HG」を両方受けてもらうのが望ましいです。無理な場合は、どちらかは是非受けてください。おそらくこのセットがもっとも効果的に働きます。