こんばんは

さて、前回の問題の解答です。正解を出せている人も沢山いましたね。このブログへの書き込みでなく直接持ってきてくれた人も沢山いますが、みんな良く勉強していると思います。あえて解答を伏せていますが、そういう状況で正解を模索するチャレンジもパワーUPに大きく繋がりますよ〜。あっているかどうか、複数の解法を考えて検証する人などもいますが、非常によいことですね。では、いよいよ解答です!参考にしてみてください。

テキストのほうは、SもHも高3スーパーも、いよいよ波動の授業に入りました。波が苦手な人が多いですが、丁寧に観察し、波というものに親しみを持つところから入るといいですね。ということで、いろんな実験からスタートになりました。
スプリングによる波動の伝わり方の観察、反射の観察、定常波の観察、縦波と横波の観察、ゴム紐による弦振動の観察、実際の弦楽器での弦の振動の観察など様々にやりましたね。それぞれが、遊びではなく、今後の授業の中に深くかかわってきます。家でもたくさん実験検証してみてください。また、自転車の荷台用のゴム紐は100円程度で買うことができて、振動を観察するには非常によいアイテムなので、ゲットしてみることをお勧めしますよ。
さて、動画コンテンツを用意してみました。まずは、正弦進行波と、その固定端反射、自由端反射の様子、および、入射波と反射波の合成波(定常波)の様子を簡単なCGアニメーションにしてあります。画像編集の都合でテロップが見にくいところがあります。すんません。ひまがあればまた修正するかもしれませんが、いまはとりあえずってことで。
http://shimocchi.com/teijouha.html(修正試みましたがなんか上手くいきませんでした・・・)
授業ではスプリングやゴムに加えて、弦楽器の実際の弦に生じる倍振動とそれによる音(ハーモニクスと呼ばれます)を観察してもらいました。うなりも観察しましたね。ここで、ハーモニクスを使ったVictor Wooten氏による名演を紹介しておきます。やっぱり、一流の方は流石ですね

コントラバスにも憧れがあって、昔少しやってたんですが、最近15年ぶりにやってみたら全然弾けませんでした

この演奏家の方、来日したら是非見に行きたい!って思っているのですが、ベルリンフィルのコントラバス奏者のEdicson Ruiz氏。すごい!
で、この方もハーモニクスを使った演奏をされています。上のVictor Wooten氏の演奏よりずっと難解ですが、すごく芸術的な演奏です。ま、ここでは両氏の「倍振動の出し方」に注目してみるといいと思います。
今回も問題を出しておきましょう!
波の式を立てる練習です。まだ授業でそこまで進んでないクラスもありますが、無理のない範囲でチャレンジしてみてください。でも、次回の授業が終わったらきっちり出来なあかんよ〜。
波の式には作り方が2種類あって、ある瞬間の波形を平行移動させるタイプの立式法と、振動が伝わるのにかかる時間差から考える方法があります。今回は、前者のタイプ。後者のタイプは次回ね。

ではでは〜