今日は映画「はやぶさ」を観てきました。
前に別な映画を見に行ったときに流れた予告編でもうあかん感じだったのですが、
予想はしていたけれど、ボロ泣きしてしまいました。
僕は宇宙とは違う分野に進みましたが、やはり興味や憧れは大いにあったので、
自然と仲良くなった友人の中には、宇宙に興味を持っている人が多かったし、
実際にその道に進んでいった友人もいました。
そんなこともあって、なんだかこみ上げるものがありましたね。
だから、一般の方よりも強く突き刺さるものがあったとは思うんですが。
受験で忙しいとは思いますが、みなさんも観に行ってみてもよいかと思います。きっとテンションあがりますよ。
ニュースなどで取り上げられて一般の方でも良く知ることになるような事柄は実にセンセーショナルでロマンにあふれるものですが、そこに行きつくまでの圧倒的に地味で果てしない作業や研究はとても常人では持ち合わせられないような忍耐が必要だったりします。研究の道に進んだ友人達も宇宙の分野にかかわらず、皆そうです。
で、それがなぜ出来るのか?そんな話も昔仲間と沢山しました。結局のところ、自分がそこに真に興味を持って情熱を注げているかどうかです。これは研究にかかわらず、どんな道に進んでも言えることです。たとえそれが趣味だったとしても。
さて、みなさん、
Q1.自分が何をしたいのか?情熱を注げるものが見えていますか?
Q2.生涯の宝だと思える没頭できるような趣味はありますか?
これらは、今すぐ「はい!」と言えなくてもいいです。ただし、次の質問には強く「はい!」と応えられるようにしてほしいです。
Q3.上の2つの質問に「はい!」と応えられるものを求める場として、君は自分の選ぶ大学に大いに期待して胸を躍らせていますか?
今、大学入試という重苦しい重圧に直面して苦しいと思います。でも、それに負けてはいけません!10苦しいと思ったら11の根性ではねのければいいです!そして、自分の行きたい大学に入ってください。なんとなく偏差値ランキング的に行ける大学ではなく、自分が行きたいと思って入る大学です。
せっかく大学に入っても「つまらない」とふてくされてしまう人もいます。でもQ3に「はい」と答えられたら、そうはならないと思いますよ。そして、きっと大学に大いに予想を覆されます。きっと、いまの時点で想像できるアレやコレをはるかに凌駕するものを与えてくれるからね。でも、大学は自分から望まないと、それをくれません。そして、求める人には受け止めきれないくらいくれます。だから、みんなには受験の苦しさの中にも、大学に入ったらあんなことをやってみたい、こんなことをやってみたい、あんな方面に進んでみたい…などと期待と想像をめぐらせてほしいです。きっと圧倒的に充実した大学生活が送れますよ。どうぞ、卒業のときに、言葉にできないこみ上げるものに涙できるように。そして、何年か何十年かした後でも、圧倒的に鮮烈な記憶に幸せを感じられるように。みなさんが、そんな進路をたどってもらえたらと思います。そのためにも、情熱をもって皆さんの授業に臨みます!みんなもガッツでついて来てください。そして、合格を勝ち取ってください!
2011年10月02日
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大学の話やる気でました!
ところで先生のくつってすごいですよね?
バネとか入ってるんじゃないですか?
今日の話をきいて飛んできました
自分は「これ!」といったはっきりとしたやりたいことがないので、
学部学科もパンフレットを見て「この学部学科楽しそう」
という感じで決めてるのですが、
こんな自分が大学でやりたいことを見つけられるか不安です。
やりたいことは自分が受動的では見つからないとわかっているのですが
ではどうすれば見つかるのかわかりません。
しもっち先生みたいに好きなことを見つけたいです。
自分の中にはおそらく、もしこの大学、学部、学科にいって
これがしたい!と思ってても、
もし実現できなかったときのショックを
受けたくないから、絞れないという気持ちもあるのだと思います。
自分の興味があるものが漠然としていて全然わかりません。
自分で考えられないのが自分でもだめだとはわかっています。
先生の物理の授業楽しいです。
はい!どんどんやる気を出してください!
そして、それを外部からの刺激によるやる気ではなく、自分の内から湧き出てくるやる気に出来るようにしよう!
きっとうまくいく!
大学は楽しいぞ!
つらいときもあったりするけど、振り返ると一日も例外なく楽しかったと言えるぞ!
そんなところに足を踏み入れるまで、あともう少しだ。
さ!がんばろう!
僕の靴はReebokのイージートーンってやつです。ゲルかなにか入ってるのかな?靴底がムニムニします。ダイエット用シューズと言われてますね。
好きなことを探すという人は、結構ひとつに絞ろうとしがちです。 (゜-゜) さんもそうだったりしないかい?
僕は車と音楽と革細工と彫金と木工とオーディオが好きなので、全部やってみました。車なんかは、はじめは全く興味が無かったけど、楽器を運ぶのに車を買ったら、「なんだか構造とか楽しいぞ!」「どれも同じと思ってたけど車種ごとに全然違うぞ!」とか興味が出てしまいました。「じゃ、とことんやってみよう!」なんてことで、ライセンス講習会に行ったり、整備の勉強したりしました。マニアックに好きになってしまいましたよ(笑)
革細工もおかんがやってて、「絶対俺の方がうまい!」「あほか!おまえなんかがおかんにかなうか!」などとおかんと話してるうちになんだか好きになってた。
きっかけはいろいろです。あとは、そこから追及する心があるかどうかです。
勉強もそうです。建築と宇宙物理学と宇宙人と教育に興味を持っていたので、全部やってみました。物理学科に行ったのは、最も自由かつ真に、そしてマニアックに物理の世界を勉強できるんではないか!?と思ったからです。
絶対に宇宙のどこかには宇宙人がいて、きっといつか…なんていうスタートレックの見過ぎ少年だった僕は宇宙人という生き物→そもそも生物とは?→あ!生物物理って面白そうじゃん!→神経を研究したら人工知能につながったりしない?なんていう考えがもとで生物物理学の世界へ。
一方、建築にもとても興味があったのでお寺を見に行って、「こんなもんどうやって作ってんやろ?」と何時間も観察して、柱と柱の継ぎ目だけでも作ってみるなんていう、マニアックな趣味に走ってましたよ。で、やっぱり専門家に聞いてみたいので建築の先生や先輩にお話し聞きに行ったりね。すると、「まったく検討違いだけど、そういう考察をした君の精神は素晴らしいね」なんて言ってもらえたりしたこともあった。そういうのって圧倒的なモチベーションになるわけですよ。
で、それを考えていると、また新しい興味がわいてきたり…
大学に入るころには「予備校の講師になりたい」という思いも持っていたので、すぐに塾講師のアルバイトをしたよ。ただバイトではなくて、どういう風にするとうまく授業を組み立てられるのかってのをずっと考えてた。ま、今もそれは進行中ですが。
そんなこんな、いろいろと興味をもって、そのなかから自分がやりたいことはやっぱり研究の方面ではなく、教育の方面だなっていう実感が色濃くなってきたのね。で、この世界にきました。
大学に行く前から明確な「やりたいこと」を決めていいて、それがそのとおりになるという人は少ないんじゃないかな。当初自分がやりたいと思っていたことと違うことがあっても、そのずれを期待と違うととる取り方もあるけど、「おっと!そうきたか!自分の思っていたのとは違うが、ここにはどんなおもろいことが潜んでいるだろう?」というように、新たな興味のきっかけと捉えることも出来るかもね。
間違いなく沢山のきっかけがあるので、アンテナをいつもはっておいて、そういったきっかけやチャンスを活かすようにしたらいいんじゃないかな?なんだか、そう思うと、不安というよりワクワクの方が勝ってこないかい?
長くなってしまった…^^
しもっちの授業を聞いて
物理が好きになって
将来予備校で物理講師ってのもいいな
てって思う今日この頃です
そしてストレートに聞いちゃいますが
予備校の講師ってどうやったらなれるもんですか??
おっと、そう来ましたか!
予備校にもよりますが、一般的には試験と面接ですね。大卒で突然講師になられる方は少ないと思います。多くの場合、学生のころから塾の講師をしていて、その経験の上に講師採用試験を受けられる方が多いと思いますよ。情熱を持てる仕事ではありますが情熱がないと出来ない仕事ともいえますね。ま、どの職についてもその職を愛する気持ちと情熱は大切なんですが。
アンテナといえば先生は子供のころ
テレビのアンテナをほしいとおっしゃったことがあるんでしたよね
MYはんだごてを持っていたり…
先生の授業を聞いていると、先生って子供の頃からいろんなことに興味があったんだなぁ…とうらやましく思ってます。
きっかけは身の回りにたくさんあるんですね。
自分も、いろんなことに興味をもてるよう、アンテナをはっていこうと思います。
目の前の入試に向けても合格目指して頑張ります。
まだ今すぐはっきりとはしたいことが見つかったわけではないですが、
なぜかしもっちの返事を読んで心が軽くなりました。
すごく参考になりました。
ありがとうございました。
あ〜,小さい頃ずっとアンテナ持ってましたね(笑)
小さい頃から何でも自分で作ってみるってことが好きでしたね.
心が楽になったというのはいいね!
で,「楽」→「楽しみ」となるともっといいね!